
熊井悠(くまいゆう)@ITエンジニア・コンサル起業
@qumaiu
Published: February 18, 2025
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エンジニアがAI武装して新時代のPMを目指すために身につけておきたいこと。現在AI駆動開発を自社組織にフルで落とし込んでいる経験を踏まえて、AI時代のPMを目指すor PMとして考えておきたいことをまとめてみた。(続く)
①AI×システム開発の知識を獲得する 今後のマネジメントを考えると人間に頼むのか、AIに頼むのか、を適切に判断できる必要がある。そのため「AIで何ができるか?」という知識は常にアップデートしていく必要がある。PMが AIの能力を知らないはメンバーを知らないのと同じ。
②業務ドメインに対する深い洞察を持つ 取り組む業界の知見に関してはこれまで以上に理解する必要がある。なぜなら AIにより開発生産性は上がるため差別化ポイントがなくなるから。特にSIerや業務委託にて稼働する人は自分たちの価値を高めるには正しいコンテキストを作り出せるかにかかっている。
③プログラミングの知識を持つ 短期的にはAIのコード品質はポン出しレベルには達しないため、PMが直接レビューできるのがコストパフォーマンスとして尚良い。難しい場合でも最低限おかしい部分がないかを見極められる目があると理想的ではある。常に学習を続けることが大事。
④ドキュメント化習慣 常々言っているが『Project as Code』と呼ぶようにプロジェクト活動をドキュメントする習慣をメンバーに課したい。これを実現することでLLMのパワーを最大限に発揮することができる。メモ、アイデアすべてをGitHubで管理すべき!
従来型のPMに必要だった要素はまだまだ必要ではあるが、AI駆動でブーストするためには上記のような要素も今後は重要になる。最低限必要な考え方としてまとめてみたので参考までに。