
sugumatu@初期Bitcoinマイナー
@sugumatu
Published: March 17, 2025
3
2
15
イーサリアムはPoWの時代、マイナーは膨大な電力を消費して計算競争を行い、ネットワークを維持していました。そのため、新規発行されるETHの多くはマイナーの電気代や設備投資のコストを補填するために市場に放出されていた。①
この仕組みのもと、イーサリアムは1日あたり約13,000ETHを発行しマイナーへと分配していました。一方、PoSに移行した後はブロックの検証を行うのはバリデーターとなり、PoWのような膨大な計算競争は不要になりました。②
これにより、電力コストがほぼゼロになり、ネットワーク維持に必要な新規発行のETHの量も大幅に減少しました。PoS移行後の発行量は、ステーキング報酬として1日約1,600ETHに大幅に抑えられ、結果として発行量は約90%削減されてます。
この削減により、ETHの供給圧力は大幅に低下し、さらにEIP-1559によるガス代のバーンメカニズムと相まって、ETHは一時デフレ資産になることもありました。 今後も根本的な発行数が大幅に抑えられてますので大幅に増えることはないと思います。④