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LangChainJP

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Published: March 22, 2025
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【生成AIによるテスト仕様書自動生成で約4割の工数削減を実現】 システム開発の工数の約5割が制作工程と結合テスト工程で占められている現状に対し、テスト仕様書作成の効率化に取り組んだ事例を紹介します。 AWS Bedrock と Claude 系モデル(Sonnet、Haiku)を活用し、「機能テスト(API・バッチ単位)」と「機能テスト(ユースケース単位)」に焦点を当てたテスト仕様書自動生成システムを実装しました。 テスト仕様書作成における主な課題は、観点の多さ、解釈のばらつき、組み合わせの膨大さでした。これに対し、設計書の変換・解析、テスト観点の判断、要素抽出、テストケース生成という5ステップのプロセスを構築。 実装の結果、テスト観点判断の正答率は88〜91%を達成し、高品質なテストケースの生成率は51〜67%となりました。全体として約4割の工数削減効果を実現し、1つの機能のテスト仕様生成費用は$11.45〜$20.45に収まっています。 課題としては、入力データ形式、テスト観点処理、レスポンス制限、設計情報の取り扱いなどがありました。今後は長大な機能の設計書対応、テスト仕様の評価自動化、レビュー容易性の向上などに取り組む予定です。

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Fintanの記事👇 https://buff.ly/KuuPwor

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