
LangChainJP
@LangChainJP
Published: March 31, 2025
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【trustcall: LLMの構造化出力生成を改善するライブラリ】 trustcallは、LLMが複雑なJSON構造を生成・修正する際の問題を解決するライブラリです。JSON patch操作を使用して反復的に構造化出力を生成する手法を採用しており、複雑なネストされたスキーマの生成と既存スキーマの更新という2つの一般的な課題に対処します。 主な利点として、高速かつ低コストな構造化出力の生成と、複雑なスキーマに対する堅牢なエラー処理が挙げられます。また、既存スキーマの更新時に情報損失を防止する機能も備えています。 このライブラリは、データ抽出、LLMルーティング、マルチステップエージェントツールなど様々なワークフローに対応。pydantic、スキーマ辞書、Python関数で定義されたスキーマをサポートしています。 通常のLLMによる生成では情報が欠落しやすい問題がありますが、trustcallは変更部分のみに焦点を当てることでこれを解決。また、複数のツール呼び出しを同時に処理できる機能も備えています。 LangChainによるツール呼び出しとも連携可能で、会話型エージェントアプリケーションにも簡単に組み込めます。
GitHub リポジトリと解説動画👇 https://buff.ly/9RhnpWC https://buff.ly/CNHlobP