Published: August 31, 2025
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戦国時代における味噌については忘れちゃいけないポイントがありまして、味噌の原材料は何かというと、大豆(ないし穀物)・塩、そして麹な訳ですが、麹は当時から専門業者による流通が発展していました。 この麹の流通について戦国期直前に大きな動きがありまして、

室町初期は北野社、今の北野天満宮が総元締めとして麹座という麹業者をまとめていたのですが、これが酒造業界の総元締めである延暦寺と対立します。北野社は延暦寺傘下だったで、要するに北野社としては頭が上がらない相手なのですが、そことトラブルになって最終的には麹の独占体制が崩れてしまいます

これが「文安の麹騒動」と呼ばれる事件で、これ自体は麹業界と酒造業界の対立でしたが、独占体制が崩れたことが麹の価格低下に寄与したことは間違いなく、同じく麹を使う味噌作りに影響したと考えるのはそう難しいことではありません

なので、もののけ姫の時代は従来に比べ「味噌が手に入りやすくなった時代」と定義することは可能です。 そのあたりの影響も忘れてはいけないかなと。

@Panzer_04 味噌には潰した大豆を丸めた玉を発酵させて米麹を一切使わない製法もあることはある ※八丁味噌、南部味噌など豆味噌の類い

@Mt7yamame いわゆる豆麹系の味噌ですね- おいしいですよね 南部味噌などは麹屋からの種麹を使わないタイプで、これは中央部から離れていたからではないかと推測されます 一方八丁味噌は豆麹を造る際に種麹を使うので、これは麹座の影響を受けます あいつら酒蔵の麹室打ち壊しにくるんで……

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